【秋 時間がなくても周れる!】近畿エリア観光 最短1日で周れるオススメコース3選
どうもです!
最近、少しずつですが肌寒く感じる時間が増えましたね!
この時期は夏とは違って外に出歩きやすくなり、旅行に行くにもぴったり!
ただ、夏とは違い大型連休も少ない中で時間を取るのが難しい時期でもあります…。
しかし、心配ご無用です!
この記事では、時間が取れない忙しいあなたでも必ず楽しめるオススメの観光コース紹介したいと思います!
【こんな人にオススメ!】
・少ない時間を使って、できるだけ多くの観光地を周りたい
・そもそも、どこに行けばいいかがわからないから教えて欲しい
・公共機関を活用した観光をする方
【そもそも、どこまでが近畿?】
一般的な定義としては地図にあります2府5県を指す地域が近畿と呼ばれますが、三重県は地理的な場所やアクセスの仕方などから中部地方に数えられることも少なくありません。今回、この記事では観光地が集中している京都、大阪、奈良、和歌山を紹介していきます。
【目的別に合ったオススメのコース】
では、早速目的に合った観光地コースをご紹介します。
近畿観光で魅力的なのが、世界的に有名な観光地や世界遺産が集中しており、最低1日あれば周り切れる距離にあります。今回は、筆者が厳選したコースを3つご紹介していきます。
①ゆっくりマイペースコース
「和歌山/高野山」〜「大阪/難波」 / 大阪難波 ⇆ 高野山
巡る観光地は高野山のみ。
帰りの余った時間で、ディープな大阪を堪能。
時間に余裕があるので、ゆっくり自分のペースを崩したくない方向け。
・1日目は、和歌山の高野山。世界的に見ても、とても古い部類に入るお寺が山々に点在しているエリア一帯を指します。日本では3大霊山として数えられており、森に覆われた古人の墓や寺には神秘的な雰囲気を感じずには入れないでしょう。
特に押さえておくべき場所は、「奥の院」。
高野山エリアの一番奥に位置する場所の林を抜けたところ。
院内に無数に吊るされた灯篭 暗がりの中ぼんやり。思わずうっとり眺めてしまうでしょう。
・交通手段は、南海電鉄。
難波駅より、極楽橋行きの列車に乗って向かいます。
極楽橋は高野山の麓の駅で、ここでケーブルカーに乗り換えてさらに山の上へ向かいます。
所要時間は約1時間50分。
追加料金を支払うことで特急「こうや」に乗ることができます。急行より20分ほど早く到着するので、どうしても時間が押している人はこちらをご利用下さい!
高野山エリアには南海バスが運行しており観光エリアを巡回しているので、移動も疲れずにできます。
(バス用のフリーパスあり)
運賃は、電車が870円(+780円で特急に乗車可能)
ケーブルカーが390円
バス乗り放題チケットが830円
となっています。
夜は再び大阪へ。
とは言っても、夜に中途半端な時間で周れるとこなんて…。
もしそう感じてしまっているのであれば、心配無用!
それはあくまで表面的な話。
特に裏難波と呼ばれる、なんばグランド花月がある周辺のエリアは、個性溢れるお店が軒並み並んでおり、飲み屋からここでしか味わえないグルメがたくさんあります。子供から大人まで楽しめること間違いないでしょう!
②ちょっぴりエクササイズなコース
「奈良/奈良公園,東大寺,春日大社」〜「京都/伏見稲荷,清水寺」
広大な公園内に、堂々とそびえ立つ
その異様な光景は息を飲まずにいられない「伏見稲荷」、
自然の中を歩くことが多いので、運動が好きな方から日頃運動ができていない方にオススメのコース。
※運動しやすい格好での行動をオススメします!
県外から来られる方は、大阪を経由して来られるかとと思います。
オススメのアクセス方法は
大阪の近鉄難波駅より、近鉄奈良線の快速急行を利用して来る方法。
所要時間は約40分 料金が560円です。
奈良駅から、奈良公園〜春日大社〜東大寺と全て徒歩で巡って行くことができますが、他の観光地と違い広大で規模が大きいため、歩きやすい格好で来ることをオススメします。
奈良は観光地が広く、全てを歩いて見回っているだけでいつの間にか時間が過ぎていたなんてことも。ですので、見所を絞ってなるべく体力を使わずにいたいところ。
奈良公園で鹿を見る、センベエをあげる。
この3つを目指して行けばメインの見所は制覇したと言えるでしょう。
この後、また奈良駅から、今度は京都へ移動します。
あまり知られていないのが、奈良からも直通で京都へ向かう列車が出ているということです。
そのまま、京都中心地まで!
と言いたいところですが、絶対に外せない場所があります。
伏見稲荷大社です。
京阪電車の普通電車で「伏見稲荷駅」で下車して徒歩約5分ほど歩くと、一見普通の神社が見えてきます。
案内に従って、山のある方向へ歩いて行くとすぐに鳥居の並ぶこの異様な景色に。
一度は見たことがある人も多いこの景色。
言葉にできない異様な景色に息を飲まずには入れないでしょう。
ちなみに、この鳥居には願いが「通る」或いは、「通った」という意味があるそうです。
伏見稲荷についてはこちら。
ここまでの交通費は
さて、最後の観光地は「清水寺」です。
京都といえば、清水寺を連想する人も少なくないのではないでしょうか。
静かに佇む清水寺をゆっくり参拝するも良し。遠くから眺めるも良し。
特に秋の紅葉の時期にはライトアップされるため、その景色から目を離せないでしょう。
通常の参拝時間は、早朝6:00から18:00ですが、ライトアップの時期に限り参拝時間が21:00まで延長されます。
・ライトアップ時期 11/11 ~ 12/3 (6:00 ~ 21:00)
参拝料:
一部施設(本堂・舞台) 大人 400円(大学生,高校生含む) / 中学生,小学生 200円
■清水寺HP
ここまでの交通費
京阪電車(普通 or 準急)
ここまでのコースを周りきると、夜に少し余裕ができます。
まだ元気が余っている人は京都の夜へ繰り出しましょう!
京都には学生の街、観光者の街、地元の人達の街という側面を持ち合わせていて、日本でも珍しい多様性ある環境となっています。その数だけバラエティーに富んだお店も多く、飲み屋からレストラン。クラブや集まりなども多いのです。
体力のある人は、是非街へ繰り出して自分にあった楽しいお店や集まりを探して見てはいかがでしょうか^^?
3日目 京都:世界遺産と地元遺産
さて、言わずもがな。
近畿で最も見所が多いのは、古都・京都。
今や世界的な観光地として世界にも名を知られるようになりました。
その数ある観光地の中から一番最初に訪れるべきなのが、嵐山。
京都中心地からは意外と距離があり時間がかかるので、余裕があるうちに周っておくのがベスト!
一番の見所はなんと言っても「竹林の道」。
見渡す限り、竹林の緑一色。
日本的で風情がある景色は、誰もが知るところ。この美しさはここでしか見られない独特なものです。
静寂な空気の中をゆっくりと歩きながら…
と言いたいところですが、ここ。
日中はかなり混みガヤガヤとうるさくなります。笑
ですので、静かで観光者が少ない朝方からの観光をオススメします!
嵐山エリアもう一つの見所は、山一面を染める紅葉でしょう。
桂川に船を浮かべて、ゆっくりと紅葉を眺めて過ごすのもオススメです!
●アクセス
・JRの場合:交通費 片道240円 / 所要時間 約30分
JR京都駅から山陰本線・園部行きへ乗車 / 嵯峨嵐山駅で下車。(約15分)
駅より、竹林の道までは徒歩で約10~15分ほど。
※始発は5:32より発車(平日、土日)
・阪急の場合:交通費 片道220円 / 所要時間 約45分 (乗り換えあり 1回)
阪急河原町駅から梅田行へ乗車 / 途中 桂駅で嵐山線嵐山行きへ乗り換え
嵐山線の終点、嵐山駅で下車 (ここまで約20分)
駅から、竹林の道までは徒歩で約20~25分ほど。
※始発は5:00より(平日、土日)
竹林の道の次は、金閣寺へ向かいます。
金閣寺は、正式には「鹿苑寺」という名前があったのをご存知でしょうか?
放火により、1度焼失してしまっているのですが寄付により元の状態に復元されたのが今の姿となっています。派手な見た目ですが、実際に目にすると静かに佇むその姿が周りにある緑の景色に溶け込んでいて、見る人を飽きさせない場所と言えます。
1994年に世界遺産に登録されて以降、こちらも京都を代表する観光地となりまして、そのおかげか日中はとても混雑します。
ここも混み合うスポットなので、朝のうちに制覇してしまうのが良いでしょう。
・アクセス
最寄りに電車がないため、バスを乗り継く必要があります。
最寄り駅は「金閣寺道」。
①嵐山からのアクセス(460円):所要時間 約50分
竹林の道の入り口近く野々宮駅より、「市営93」に乗車。
西ノ京円町駅(JR円町駅)で下車後、「市営204乙」に乗り換え。
金閣寺道で下車、徒歩5分で目的地。
②京都中心地からのアクセス(四条河原町から):所要時間 約40分
四条河原町駅より、「市営205甲」に乗車。
金閣寺道で下車、徒歩5分で目的地。
南禅寺は、約800年前に建設された歴史ある古いお寺です。
しかし、今回オススメするのはその南禅寺横にあります「水路閣」と呼ばれるスポット。
もともと琵琶湖からの流水を利用した物流用の水路だったものの名残で、レンガが少し風化したこの状態が森に上手く溶け込んでいることが、多くの観光者の目に止まり、今では京都の中でも国内外から人気が高い場所の一つとして選ばれています。
インスタ映えする場所としても有名で、写真の1枚目の場所は特に撮影スポットして人気です!
・アクセス
①金閣寺からのアクセス:((約50分)
金閣寺道から「市営204甲」に乗車。
東天王町で下車、徒歩約10分で目的地へ。
②京都中心地よりアクセス(210円):所要時間 約10分
蹴上駅で下車、徒歩10分で目的地へ。
最後にオススメしたいのが鴨川
最後の観光地。というよりは、リラックスできる場所なので是非訪れて欲しいという想いで選びました。
大阪に住んでいる筆者ですが、京都に来るとここに来てはホッと一息つきたくなる場所で京都に住んでいる友人を訪ねる時もここで話をしたりします。
風通しが良い場所で、秋は少し肌寒いと思いますので暖かい格好にホットコーヒーなんかを持ってゆっくりするのはいかがでしょうか?
【観光地、コース選びのポイント】
さて、今回ご紹介したコース3つですが、上から順に必要な時間が多くなっていきます。
特に京都は見所が多い上に、エリアが広く移動に時間を取られてしまうので一日で周るとなると行くべきところを絞る必要があるでしょう。
ポイントとしては、似たような種類の観光地に行かないようにすることです!
例えば、3つ目のコースだと清水寺や銀閣寺なども無理やりコースに入れることも可能でしたが、全く仕様の違うものでも同じ「寺」の様な雰囲気を一日に何度も見てしまうと人間、必ず飽きてしまうからです。
とはいえ、もちろんこれは個人的な意見です!
時間に余裕があったり、飽きることがない人には是非周れるところを全て周ってもらって、近畿にしかない良さを堪能して帰っていただければ筆者は満足です^^!!
【まとめ】
実際にいくべき観光地は、似たような場所が多くできるだけ目的地を絞って行くのがいいでしょう!
今回紹介したコースは休日が続くなら組み合わせることもできるので、1日から2日で周るといったコースとしても利用できます。
世界的にも有名になった歴史ある近畿の観光地で、たくさんの心に残る思い出を作って帰ってくださいね^^